僕は風邪をよくひく。
今日もなんだか喉が痛くて体調が悪くて在宅ワークになったのでサボってこんな文章を書いている。
いつのまにか東京に来て一年が過ぎた。
来年の3月には長野に帰るのだと思うとなんだか感慨深い気もするし、そうじゃない気もする。
なんにせよ頭がぼーっとして立つと体もぼーっとする。
さっきはパートナーが朝4時に起きて色々して残していった包丁研ぎなんかやったりした。
一緒に住むようになって料理を殆ど作らなくなったので、包丁が本当に切れるかどうかもよくわからない。パートナーからは「よく切れるようになったよ!ありがと!」と言われるけどお世辞かもしれないなーなんて思いながら、少し口角を上げている。
パートナーは僕と違って風邪をほとんど引かない。
病気になったのを1度か2度見たことあるかな、くらいだ。
僕は下手すれば1ヶ月に1度は何かしら体調が悪いし、朝起きたときにスッキリ元気!今日は何しよう!みたいな時が1年に1度あれば良いほうだ。
とても羨ましいと思う反面、それを口実に仕事がサボれないのは羨ましくない気がする。
世の中は表裏一体だ。
東京に来て驚いたことがある。
今、4~50年前に建てられた団地に住んでいるのだけど、団地には庭がついている。庭を散策すると、クローバーやセイタカアワダチソウや、どくだみや誰かが植えて野生化したニラやアスパラの間に、日本のたんぽぽや、ネジバナ、オニユリなんかが咲いているのを見かける。正直東京のまちなかには外来種とカラスぐらいしかいないと思っていたのでびっくりした。春には近所のおばあちゃんがつくしを取りに来ていた。
それにこの前は関東のどこかの高速のサービスエリアで休憩したとき、スタバの横の公園でぼんやりしていたら、日本のたんぽぽが一面に群生していた。日本のたんぽぽしか生えていなかった。
パートナーにそのことを話すと、「東京はコンクリートに囲われているから、逆に外から入ってこなくて、残っているものも有るのではないか」といっていた。
なるほどな、そういう考え方も有るのだなと思った。
ochikunです。
今は都内の団地にパートナーとお子と3人で住んでいます。