Dawn Societyも2周年を迎えたみたい。おめでとうございます。
2年前は「雨の日だより」という、雨の日にネットプリントで発行できる新聞みたいなものをつくっていた。自分の生活圏が雨だったら「雨の日」という、恣意的な定義。雨の予報が1週間くらい続いて、地獄かよと思ったことを思い出す。結局、予報の通りには雨が降らずに救われたり、思いがけず雨が降って大変になったりした。
3か月限定でそういうことをしていた矢先に、エリツィンに誘われた。誘ってもらえてうれしい。まだまっさらなDawn Society上にアップされた「招待状」が届いたのだけど、その文面が一般公開されていないのが残念。とてもいい文章だった。
Dawn Societyに参加している方のほとんどを知らなかった。Dawn Societyがはじまったタイミングで、把握できるメンバーをフォローしたのだけど、なぜこのひとたちを今までフォローしていなかったのだろうと思った。気が合いそうな感じがする、というかエリツィンが声をかけたひとたちなんだから、それも別に不思議なことではないんだろうなと思った。そして改めて、そのなかのひとりに自分も入れたことがうれしかった。
この2年は世界中が疫病に振り回された期間とぴったり重なる。僕はここで基本的には日記をアップし続けてきたけど、それは意図せず「コロナ日記」になってしまった。疫病禍はまだまだ続きそうだけど、日記は3月末で終える。
明るいムードになりにくい中、じゃあこのDawn Societyがこの2年間暗かったかというとそうでもない気がする。誰かがいる。実際に会うことはなかなかなくても、存在していることを知っている。その事実が少なくとも僕にとってはこの2年、心のどこかでほんのりと光っていた。Let us shine in the dark。まさに夜明け前のような感じ。
この2年でなかよくなったひとがいたり、販売しているものを買ったり、オンラインでバンドを組んだりしてきた。Dawn Societyがなかったらありえなかったかもしれない未来にいる。来年の今ごろはどこにいるか楽しみだ。明けない夜明け前の時間をずっと遊んでいたい。
初老