新宿西口/


猫と暮らすのって どんな感じ?
毛のついた生きものを抱く、柔らかくってあたたかい
おそらくは愛をまだしらない



ビルの窓硝子に映りこむ反転した景色を、
立ちどまって見つめる

そびえたつ巨大な欲望に包まれてそれらの一部になったとき、
自分と街をつなぐ境界線のあわいで 何かが起こりそうな予感がしてる




《生活圏》