あるひとが絵を見つめながら言った 愛を諦めてはいないのかも、ということばが印象的で私自身もそう、いまはまだ愛を諦めたりはしないんだと思った

digitalなラブ、表層的だけどかるく飛び移っていけるような人間関係、そんなのもこの時代らしくていいよね

それでも限りのある人生ですれ違いざまに交わった衝撃で発光する、熱をおびて美しく光るとき たとえその繋がりが一瞬だとしても、その後、消えゆき千切れるようになくなってしまっても この目は覚えている、このからだや頭はいつだって優良な記憶装置を搭載しているから

楽しくもはかなく寂しい時間、自らのクラウドに保管し続ける