12月28日(月)晴れ

7時半起床。

大掃除の日。僕はキッチン周りをきれいにする。先日朝のテレビで見た「使わないポイントカードなどのプラスチックカードが汚れ落としに役立ちますよ」という知識を活用し、しつこい水垢などを落とした。妻はお風呂のカビ取り、フローリングの掃除など。

正午前にモニターが届く。Mac miniのセットアップをしようと思ったら、マウスがなくて詰む。仕方がないので大掃除を終えた後100均へ。「ゲーム用」と書かれたゴツいマウスが500円で売られていたので購入。苦戦しつつもセットアップを終え、デザイン案件の細々した仕事が2件立て続けに来たので捌く。これで仕事納めです、お疲れさまでした。

夜、「岸辺露伴は動かない」を観る。悪くはないけど取り立ててよいとも思わなかった。映画のジョジョよりはよっぽどよかったとは思うけど。期待が高かったわけでもないんだけど、なんかこう、岸辺露伴より高橋一生が強い感じがしたのかもしれない。

風呂に入って1時前に寝る。

12月29日(火)曇り

7時半起床。走らず。

昨日で仕事納めと思っていたのに、夕方から急遽オンラインミーティングが入る。いつまで仕事させるんだよ。これをもって本当に今年の仕事はおしまい。もうしない。

夕食の買い出しに行く途中、妻と「今日開いてたらいいのに」と話していた近所の焼肉屋が開いているのを確認。明日以降の食料品の買い物をささっとすませて、妻と焼肉屋へ。福岡では珍しく、この店ではホッピーを飲むことができる。我々は「いかに安く酔うことができるか」をモットーとしているので、ホッピーをガンガン進めていく。結果ベロンベロンになってしまった。帰って豚汁を作った。あと、追加でビールを飲みながら、おつまみも食べた。岸辺露伴をやっていたけど見ずに風呂に入った。その後「プロ野球戦力外通告」を観て、その後「ニュー・シネマ・パラダイス」を観る予定だったけどやめて、ひさしぶりに「ロスト・イン・トランスレーション」を観ることに。もうかなりベロンベロンだった我々は、もはや2時間も映画を観られる状態でもなく、かなり眠かったので途中で切り上げて寝た。2時くらいだったと思う。焼肉屋の後半から記憶が断片的。

12月30日(水)曇り

5時前起床。完全に飲みすぎた。睡眠不足だけどお腹が苦しくて眠くない。もう仕事も納めたことだし、眠くなったらいつでも寝られる。まあ、仕事納める前からそんな生活ではあったのだけど。

年末なので郵便局と銀行へ。お金をおろしたり入れたり。そして寝不足だったので昼寝。

やはりどうしても観たかったので、夕方「パリのどこかで、あなたと」を観に行く。ひとりで。今日は雪の予報だったのだけど、昼にちょっと降ったくらいで、全く積もりもしなかったので、余裕で行けるだろうと思って昼過ぎに席を予約した。予約の時点ではノー観客だったのだけど、実際には6人くらいいた。みんなひとりだった。年末の夜にひとりで映画観るのって思い出に残りそう。とはいえ今年は年末感がまったくない。年末と決められているから年末を過ごしているだけのような感じがする。そういえば今年はクリスマス感も薄かった。まだ11月と言われても信じそう。たぶん年が明けても年始感はないと思う。そういうなかで、無理やり年末と刷り込むのに、この映画を観るのはうってつけだった。

1週間ぶり二度目にも関わらず、まったく飽きることなく、むしろよりたのしんで観ることができた。発見もあった。この映画のなにがいいんだろう。言葉にできないけど、人生でいちばんよかった映画が更新されるかもしれない。そのくらい好きになってしまった。この映画は、年末のこの時期に、こういう天気のなかで観ておきたかった。なにもかもがこの映画を観るのにふさわしくて、それもよかったのかもしれない。

映画が終わると21時前で、雪は積もってはいないけど吹雪いていた。繁華街の方へ歩いていって、チェーン店のうどん屋へ入る。かしわうどんの大盛りを食べる。一気に汗が出る。

食べ終わって外に出ると、吹雪がほてった身体にちょうどよかった。

ひとも車も減り始めている。年末だから。歩いて帰ろうかとも一瞬思ったけれども、さすがに吹雪のなか1時間歩いて帰るのもなあ……となって、大人しくバスに乗って帰った。帰ると妻とモカがのんびり過ごしていた。

もはや岸辺露伴は完全に見る気をなくしてしまい、風呂の前後でちょっとだけ見たけど、原作こんな話だったっけ?

風呂から上がって、「年末が始まる」と、ちょっとだけ思う。例年12月30日は長崎で忘年会をやっていて、家にいたことがなかったので、今年はなんだかのんびりしてていい。

夜ふかししてもいいのだけど、普段通り眠くなって1時に寝る。

12月31日(木)曇り

7時過ぎ起床。走らず。

今日は実家に妻と帰る。例年、元旦に祖母の家でうちの両親と会い、その後妻の実家に帰るというスタイルだったのだけど、今年は祖母が入院していて会えず、また、このコロナの中両実家をハシゴするのもね、ということで、大晦日〜元旦にうちの実家だけに帰ることにしたのだ。

初の実家での年越し。モカお留守番よろしく。バスを乗り継ぎ2時間かけて帰る。

着いて早々夕食。大トロ、中トロ、カニなど、贅沢の極みみたいな食事。飲みながら、子どものころの話をする。改めて、本当に愛されて育ったんだなあと感じる。うちの実家で話すことなんてそんなにないんじゃないかと思っていたけど、妻も交えていろいろ話ができたのはよかった。

風呂の順番が来るまで部屋でダラダラ過ごす。先日ドラマであった「岸辺露伴は動かない」の原作を妻に渡す。妻が風呂から上がったところで、あと1分で年が変わるというタイミング。遅めの年越しそばを食べながら、新年を迎える。

元旦は夜ふかししていいという謎の暗黙のルールに従って2時半くらいまで布団に寝転がってダラダラ過ごしていた。3時前に寝る。

1月1日(金)曇り

あけましておめでとうございます。暑さと寒さで二度起きた。二度目の眠りについて見た夢は、「ヤクザだらけの宿に泊まってて、トイレに向かうまでのあちらこちらにうんこが落ちてるんだけど、トイレに行ったら床にめちゃくちゃ大きなうんこがある」というもので、新年早々嫌すぎる夢だった。初夢にカウントされないのでセーフ。10時半起床。

起きてすぐに朝食。雑煮などを食べる。

寝汗がすごかったので、シャワーを浴びる。その後、13時までゴロゴロ。妻は「岸辺露伴は動かない」を読んでいる。僕は埃まみれになっているベースやギターを拭いたりした。

13時、帰路に着く。バスを乗り継いで帰宅。帰るとモカがニャーニャー怒っていた。かわいい。おやつをあげて機嫌を取る。

ツイッターで「オードブルが安くなるのを待って買う」みたいなのを見かけ、それいいなと思って20時くらいまでゴロゴロする。近くのスーパーに行くと、案の定安くなったオードブルがあったので買う。食べながら、先日クリスマスプレゼントでグリからもらった「架空OL日記」のBlu-rayを全話一気見する。特典映像まで入れると約5時間。気づけば2時前。風呂はもういいんじゃないですかね、明日で。ということで免除。

3時に寝る。

1月2日(土)雨

9時起床。雨なので走らず。初夢は、元同僚に激詰めされる夢だった。たぶん「架空OL日記」の影響だと思う。

朝一で風呂に入る。

午後、近所のブックオフへ。植本一子さんの本を買う。

帰ってゴロゴロ。

昨日のオードブルの残りをうまいこと使って、海鮮焼きそばを作る。オードブルの残りも食べる。妻が痩せよう、食事の摂り方を変えよう、と言うので、それに合わせて量を減らした。

逃げるは恥だが役に立つ」があったけど、リアルタイムで観る元気がなくてスルー。風呂に入ったりダラダラしたりして過ごす。

日付が変わるくらいの時間に、デザイン案件のメールが来る。2日の夜中に送ってくるやつか? と思うけど、明後日からしか仕事をしない強い気持ちを持つ。

1時に寝る。

1月3日(日)晴れ

4時、寒くて目が覚める。最悪。寝不足で走る気にもならず、起きて本を読む。先日電子書籍で買った「クリエイティブ・マインドセット」を読み始めたのだけど、思いのほかおもしろくて読みふけってしまう。8時半ごろ眠くなったので、ベッドに入る。11時半起床。天気がよかったので布団を干す。

昨日の夜来たメールに、「4日から働きます」とだけ返す。

午後、本を読みに行くべく近所のマックへ。「クリエイティブ・マインドセット」を読み進める。おもしろい。もしかして電子書籍が苦手なんじゃなくて、単に電子書籍で買った本にハズレが多かっただけなのでは……という気がしてきた。

夕方、ホークスのお正月番組があったので帰って見る。さすがローカル、といった感じの内容。グリ(3年前に死んだねこ)が栗原選手のことをすき(という設定)なので、栗原が映るたびにグリがはしゃいでいた(という設定)。死してなお恋するねこ。かわいい。

夕食の買い物に行って、ささみやもやしなどを買う。適当に熱を通して食べる。

天気の子」をやっていたので、ながら見。「童貞の夢」みたいな筋書きでキツかった。この世界観(正しい意味での世界観)で作品を創り続けていくの、受け手からしたら結構キツい感じがする。昨日読んだ「やれたかも委員会」4巻で、「お前の話には相手の女性を傷つけていたかもしれないという視点が欠如している、童貞だからといってその視点が欠如していいわけではない」みたいな台詞があったのだけど、この映画はまんまそれ。しかも、相手の女性(陽菜)は童貞(帆高)の無自覚の振る舞いに対して寛大という、ほんと悪い童貞の夢を見ているようでしんどかった。しんどかったので途中で風呂に入った。結末を妻から聞いて、おお、意外とは思ったけど、童貞の夢を守りきるために世界を壊しててすごい。

日付が変わる前にベッドに行き、12時半くらいに寝た。