neymar

書きたいことがいくつかあったのだけれど、メモにストックして読み返したり書き直したりしているうちに、コロナウイルスの感染がどんどん広まり、ついには全国に緊急事態宣言が発出されてしまった。平常時に考えていたことは、今回のことで考え方が変わってしまいそうで、またしばらくメモ帳で眠ることになりそうだ。

久しぶりにどっさりと絵を描いた。ドラゴン桜で、「勉強ができるやつは、勉強が日課になっているから、試験の後ぱーっと遊んだり休んだりしないんだ、勉強を続けるんだ!」というようなことを読んだ。私は納品が終わると3日くらい寝てしまう。布団にもぐるたびに、私は東大にいけないなーと思う。納品した絵は、コロナウイルスの影響で使用時期が未定になった。

天気の良い日は多摩川へぼーっとしに行く。いつも私しかいないか、釣りをしているおじさんがぽつりぽつりといるくらいだ。たぬきやという、戦後のどさくさで残ったような名物飲み屋がなくなってからは、休日も人がいなくなった。川崎市には147.5万人の人が住んでいるらしいのだが、晴れた日に多摩川を見たいと思う人間がこれしかいないのか、と毎回現実にびっくりする。みんなちゃんと働いているんだ、私も会社に行っていたときは川のことなんて考える暇がなかった、と少し胸がちくりとする。

しかし、自粛要請が出てからは、顕著に人が増えた。等間隔にぼーっとする人や釣り人(いつものおじさんに加えて家族づれも増えた)、switchをやる子供たち、座ってただおしゃべりをする子供たちがいる。私は公園に人が集まる様子などが可愛くて好きなので、川に人が集まる様子も可愛くて嬉しい。

昼間に川へ行く罪悪感が薄まったのは、同じ状況の人が増えたからか、心療内科で処方されたドーパミンを出す薬のせいかは、分からない。