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10/4
たくさん眠り、昼寝までした。週末にちょっと働いたからって疲れすぎだろうと思うけど仕方ない。
なにもしてなさすぎるので、夜公園でランニング+縄跳び。昨日買った英語のテキストの音声を聴きながら跳んだら、縄跳びも音声を聴くのもどちらもあっという間だった。一石二鳥。
公園の横に森みたいになっているところがあるのだけど、さすがにもう蝉は鳴いておらず、秋の虫の声だけが聞こえる。明日の朝元気だったら、蝉が鳴いてないか確認してみようかな。
寝る前に「アメリカン・パイ」を見た。なんで見ようと思ったのか覚えていない。脳をまったく使わずに見ることができてよかった。続編やスピンオフが大量に作られていて、「アメリカン・パイパイ」や「アメリカン・パイパイパイ」(完結編)などが存在することを知った。まだアメリカにもこういう「おバカ」な要素って生きてるんだ。

10/5
朝から公園でランニング+縄跳び。森からはやはり蝉の声は聞こえなかった。

fmmzk28

妻から、ヤカパンのお菓子と梨が届いた。ヤカパンのお菓子は残念ながら家にいるタイミングには届かなかったので、妻が気を利かせて実家に送ってくれた。梨は妻の実家から届いたもので、こんなにたくさんひとりで食べられないとのことで、おそらく半分くらいを送ってくれた。ヤカパンのお菓子はもともと妻に食べてもらおうと思って頼んだものだけど、送ってもらったものは即食べた。おいしかった。
夜、iMacでネットを見てたら急に「ポン」という軽い音を立てて落ち、その後、花火の後のような焦げ臭いにおいが漂ってきた。10年前に気合を入れて買ったもので、減価償却はとっくに済んでいるのですぐに諦めはついたのだけど、こういう終わりは初めてだったのでびっくりした。
「iMac 焦げ臭い」で調べたら結構焦げ死にしているケースが多く、Apple社の製品でこういうご臨終ってあまりないイメージだったので意外だった。ダメもとでリコールできるかなと思ってAppleのサイトを見たら、スティーブ・ジョブズの遺族からのメッセージがトップに書かれてて、別れの悲しみを乗り越えて10年みたいな文章を、10年付き合ったMacが死んだタイミングで見た。俺はこれから10年かけて、この死を乗り越えていくよスティーブ。
寝る前に「フェアウェル」を観る。映画館で予告を見て気になっていた作品。イメージしていた通りのお話だった。

10/6
地元に古くからある映画館があって、そこはちょっと前の映画を2本立てで1,200円くらいで観られる。いまかかっている映画が前から観たくて、行くなら今日が最後のチャンスだったので、昼から観に行った。話がそれるけど、「映画がかかる」っていい日本語だなと思う。普段言わないけど、あえて使いたくなる日本語。
「ベル・エポックでもう一度」が本命だったのだけど、続けて「幸せの答え合わせ」も観た。どちらも、少し言い過ぎる妻のせいで夫が家を出る話で、前者は仲直り、後者は破綻するというもの。特に後者はモラハラとも思えるくらい妻が言い過ぎるので、夫に三行半を突きつけられて妻が焦燥していく様を見るとスカッとした。俺は性格が悪い。
どちらの作品にも心打たれて、まだ自分のなかに感動できる力が残っていることがわかってうれしかった。月並みな表現になるけど、これから心の栄養をもりもり摂っていきたい。この約2年で死にかけているものが思った以上に多い。

10/7
昼過ぎから出勤、夜まで仕事。仕事終わりに少人数でご飯。ひさしぶりに生ビールを飲んで感動した。座席がクーラー直撃の場所で、暖を取るためにお湯割りを飲んでいたら飲み過ぎてしまった。

10/8
お湯割りの飲み過ぎで軽い二日酔い。昼過ぎから出勤。淡々と仕事をこなし、今日はさっさと帰る。
寝る前に「悲しみに、こんにちは」を観る。prime videoではもうすぐ観られなくなるらしかったので観ただけなんだけど、これが非常によかった。小学校入学前に親を病気で亡くし、親戚の家に引き取られた女の子の話。きっと自分の感情をまだ適切な言葉や態度に表せなくて、ひとを傷つけたり神経を逆撫でたりするようなやり方でしか表現できないのであろうそのさまを、丁寧に描いた作品。監督のあまりに徹底的なその手法に、このひと血も涙もないんじゃないかと思ったほどだったけど、監督の実体験に基づく話のよう。最後のシーンが終わったあと、「すごい」と声が出てしまった。
観た映画はすべてFilmarksに記録してて、星5までで評価ができるようになっているのだけど、これは星4.9にした。文句なしに5にしてもよさそうなのだけど、なぜか4.9にした。作品に非があるわけじゃなくて、自分にこの作品を5にする覚悟がないみたいな感じ。ほんとうにすばらしい作品だった。

10/9
縄跳びをしていたらロープが切れた。この縄跳び、実家用にちょっと前に買ったばかりなのに。中にワイヤーが入っているから切れやすかったのかな。
知人の名刺づくりを手伝い、とりあえず校了。ギャラとしてAmazonギフト券をもらう。もらったギフト券で「サンキュー・スモーキング」をprime videoで購入。以前一度観たことがあるのだけど、とてもよかった記憶があり、盤でほしいなと思っていたところ、盤が高かったのでprime video上で買ったのだった(700円)。
先日壊れたiMacから内臓HDDを取り出すべく、特殊なネジにも対応できるドライバーセットと、内臓HDDをUSBで繋いで、中身を取り出すための変換ケーブルを買った。以前MacBook ProのバッテリーやHDDを交換したことがあったので、iMacも同じように分解できるだろうと思ったら、簡単にできた。HDDの中身も無事救出できて一安心。そのままiMacを極限まで分解する。
勢いに乗って、もう10年近く使っていないWindowsのノートパソコン(Windows Vistaが入ってるレベル)も分解。なぜ分解するのかというと、もう趣味と言うほかない。ほとんど伝わらないと思うけど、脱出ゲームと同じようなおもしろさがある。もう壊れてもどうなってもいいので、力任せにバキッとやることもできるのだけど、それだとあまりスマートではない。誰かが組み立てたものなのだから、ちゃんと手順があって、その逆の通りにやればきれいに分解できる(はず)。うまくパーツが外れない場合、大抵どこかのネジがまだ締まったままで、それがシールの裏に隠されていたり、ほかのパーツを先に外さないといけなかったりするのがおもしろい。
WindowsのやつはDellのノートパソコンなのだけど、これは結構力技でいってしまった。接着剤的なものが使われていたり、パーツとパーツがツメで組み合わさっていたりすると、力技で行くしかない。
分解していると、きれいな形のアリが1匹出てきて、思わず声が出た。分解しなければこんなところでアリが死んでいるなんて夢にも思わず、シュレディンガーのアリという言葉が浮かんだ。
こちらのHDDは容量が160GBと書かれており、時代を感じた。接続ケーブルの形状が違うので、中身が取り出せないけど、別に取り出さなくても困らなさそう。

10/10
7時半に目が覚めたので、早めに運動ができるなァ……と思いながら10時前までダラダラ過ごした。
Twitterを見ると、ホークスの工藤監督が今年で辞めるというニュースが。今年はかなり弱かったけど、引責辞任というほどでもないと思っていたので残念。野球ファンは毎年このくらいの時期から引退やら戦力外通告やらなにやらでハラハラしているのか……。ホークスはひとり引退が発表されただけで(長谷川……)、誰がいなくなるのかまだわからない。
パソコンの分解ついでに大片付けでもしようと思い立ち、押入れを開け、ちょっと片付けて途方に暮れ、元に戻した。
19日にドームである試合のチケットが追加販売されるらしく、無事購入。もう優勝争いにはまったく食い込めないけど、お疲れさまでしたという気持ちで観に行こうと思う。
寝る前に「未来よ こんにちは」を観る。大学で哲学を教えている女性が熟年離婚して、その後どう生きていくか、という話。主人公の女性が自立し過ぎてて、終始「たくましいっすね」という感じで終わった。