1/10
3時ごろ目が覚め、そのまま5時まで眠れずにいた。体温の調節機能がおそらくバグっているのに加え、寝る環境の調節もむずかしく、眠りにくい。
当初11時に出勤しようと思っていたのを12時に変えた。今日は出勤しているひとが少なかった。
今日も訪問の仕事。ちょっとじっくり話をしたいと思っていたひととふたりで、行き帰りの車の中で話す。僕と彼は似た空気があると勝手に思っていて、じっくり話すとそれが確信に変わった。仕事よりも、往復でこのひとと話ができたことの方がよかった。
夕方に仕事が終わり、帰る前にマクドナルドに寄って1時間ほど本を読む。
家に帰って夕食をとり、部屋でダラダラしていたら、声が出にくくなっていることに気づいた。明日もあさっても仕事でしゃべらないといけないのだけど、これは厳しい。YouTubeで声が枯れてしまったとき速攻で治す方法みたいなやつも見る。YouTuber、結論だけ言ってくれないかなと思いながら見ていたら、結局「病院に行きましょう!」のような結論でがっかり。
とりあえず風呂に入り、この2日で寝るための環境の整え方はわかったので、ばっちり整えてマスクもして寝る。

1/11
4時に目が覚める。声は相変わらず出ない。もう今日無理だな。頭の中で引き継ぎの算段を整える。5時から7時半まで寝る。
出勤して、ある程度の準備までして引き継ぎ。午前のうちに退勤させてもらう。そのまま古くからあるベテランの耳鼻咽喉科へ。ギリギリ午前の診察を受け付けてもらえることに。
7組くらい待っていた。子どもが走り回っていてつらい。45分くらい待ったあと診察へ。
待っている間にiPhoneのメモに経緯をまとめておいたので見せる。それから、絶対しなければならないという声帯の検査。
舌を引っ張られ、先端に丸い鏡のついた棒をのどの奥に入れられかけたのだけど無理。そんなん無理でしょ。
仕方ないといった感じで次は鼻からのカメラ。鼻の奥からのどまではスルスルと入るのだけど、のどの奥で反射が起こって暴れて抜いてしまった。先生のことを考えると詳しくは書けないけれども、まだそんなこと言う先生いるんだという、おそらくいまなら社会的にNGな言い方で叱られた。楽にしとけば全然キツくないと言われ、先生に言われるまま呼吸を止めずにいると、今度は驚くほど簡単に奥に入った。声帯が腫れていることを確認。先生からはよくやった的なことを言われ、最後に「いやなこと言うてごめんね。絶対せんといけん検査やったから、ちょっと我慢してやってもらったんよ」と言われる。ツンデレか。
その後、採血、点滴前の検査を経て、約1時間の点滴。先生から、採血の結果、白血球数が爆上がりしているので、明日また来なさいと言われる。
点滴はマッサージチェアみたいなものに腰掛けるスタイル。その間に「パリの砂漠、東京の蜃気楼」を読み終える。点滴中が病院のみなさんの昼休みで、休み時間中の病院の雰囲気を知る。点滴が終わるころには、午後の診察受付が始まっていた。
くすりをもらい、遅めの昼食。声を出さずに済むので食券を買うタイプの牛丼屋に行ったら、ちょうど食券機が不調のようで、レジで注文してくれと言われた。黙ってメニューを指差す。牛丼を食べて帰る。
帰宅のタイミングで、年末から続いていたチラシのデザイン案件が2つ、若干の修正を経て校了になる。入稿用のデータを仕上げ、あとはもう休むことに。
夕食、風呂を済ませ、日付が変わるくらいの時間に寝た。

1/12
珍しく10時前まで寝ていた。何度か目が覚めたものの、眠気がずっとあって、いつまでも寝ていたかった。今日はまた病院へ。白血球の再検査。これがなければもっと寝ていたと思う。
11時半ごろ病院へ。待っているひとの数が昨日よりは少ない。昨日に比べてそこまで声が出るようになってはいなかったので、もう一度の鼻カメラは覚悟してたけど、今日はもう鏡のついた棒を入れてきたのでさすがにえずいた。それは無理。2回反射で拒んでしまう。結局、もう点滴しとこうということになった。結局採血と30分点滴をしただけで終わり、採血の結果も聞かされずお会計、終了となった。さようなら。
終えた感があり、気分がよかったので本を買って帰ろうと思うも、ほしい本が売っておらず、いろいろ見ただけで帰る。帰ってダラダラ過ごす。
この実家にいる期間、Switchで「Return of the Obra Dinn」というゲームをやっていた。オブラ・ディン号という船に乗っていた60名がどうなったのかを推理して、名前と死因を特定していくというもの。かなり硬派なゲームなのだけど、自分には合わなかった。ので、ここ数日ちょこちょこやってきたけどもうやめることに(ゲーム自体はとてもいいと思う。自分に合わなかっただけ)。
眠気が来ず、2時ごろ就寝。うとうとしていると咳が出始めて目が覚める。何度寝ようとしても咳き込んでしまい、結局6時半ごろ入眠した。

1/13
38時半起床。まったく寝た気がしない。体調を崩したとき、食べられないとか眠れないとかいうデバフがかかると、治りようがないじゃないですかという気持ちになる。
朝食をとり、くすりを飲んで、布団に横になる。咳はリラックスした状態になった時に出るという感じ。それでも咳をし続けていたので肺が少しきつい。眠れない間、この1年半くらいでたまーーーーにやっていた「グノーシア」というゲームをした。ひとりでできる人狼ゲームのようなもの。話が割と終盤に差し掛かっていたらしく、クライマックスをいきなり味わうことになった。設定から何からよくできていると思う。
朝少し眠って、昼過ぎに家を出る。高速バスに乗って、ひさしぶりに妻のいる家に帰る。風邪をこじらせに行っただけのような5日間だった。
食から元気になりたいと思い、近所のたまに行く定食屋のような店でうなぎを食べる。当然と言えば当然かもしれないけど、あまりおいしくなくて残念。以前、出前を頼んだときには美味しかったんだけどな。
かなり早めの夕食を済ませ、夜の時間がたくさんある。「Ghost of Tsushima」を計2時間くらいやってしまった。
GAMEBOYZさんが去年買ってよかったものに挙げられていた、スーパーアミノサプリが届いていたので飲む。ぐっすり眠れるようになるすぐれものらしい。普通のサイズのカプセルを4粒飲まなければならず、そんなに? という思いがあるけど、とりあえず飲んで寝てみる。

1/14
7時半起床。途中何度か咳で起きたりしたけど、比較的ぐっすり眠ったと思う。
そろそろ運動したいけれどもまだやめておく。声はだいぶ出るようになってきた。もう一息。
「Ghost of Tsushima」をやる。なんかハマってしまった。ストーリー的にはまだまだ全然序盤なのだけど、コオロギを集めたり、温泉に入ったり、和歌を詠んだり神社に参ったり狐を追いかけたり、やることがたくさんあって話がなかなか進まない。ようやく敵との戦いに慣れてきて、防御ができるようになってきた。ボタンが多すぎて、敵が斬りつけてくるのにカメラ位置の調整をしてしまったりする。今日の境井仁(さかいじん・主人公)はようやくゆなの弟のたかを助けました。
10時過ぎ、昨日夜更かしをしていた妻が起きるのと入れ替わるように寝る。12時ごろ仕事の連絡で起きる。
昼、フレッシュネスバーガーへ。領収書の整理をする。
帰って2時間くらい「Ghost of Tsushima」をやっていた。元寇のころの話なので、蒙古がよく出てくる。妻も耳で蒙古を認識するようになったらしく、「また蒙古来たん!?」と言っていた。驚いてるところ悪いけど、このゲーム蒙古しか出らんのよ。
夜は昨日のうちに買っておいた材料で鍋。職場の同僚にお盆前に借りていた「キングスマン」のDVDを観ながら食べる。まったく我々のアンテナに引っかからなかったはずの映画を、こういう形で観ると純粋に楽しめていい。
寝る前にトイレで小瓶を見つける。中に小さな筒状の紙が入っていて、「BOTTLE BOOKS」と書いてある。妻の仕業だ。妻は知らんぷりをしている。ベッドの周りでも3つ見つけた。妻からの誕生日のお祝いが始まっている。

1/15
8時前起床。朝から志村殿を救出する。「Ghost of Tsushima」の話です。
妻が起き、「BOTTLE BOOKS」探しを再開する。数字が振ってあって、いちばん大きい数字が40だった。この家に40個も隠されているのか? とりあえず19個見つけることができた。まだ半分以上ある。
昼は近所のファミレスに行く。ひとがまあまあ多い。領収書の整理を終える。あとは入力するだけ。
帰りに散歩がてら、行ったことのない近所の神社に立ち寄る。
家に帰ってから「Ghost of Tsushima」をした。
夕食はケンタッキー。ポットパイも買った。同僚に借りていたもう1本のDVD、「キック・アス」を観る。「キングスマン」と同じ監督だった。「キングスマン」の方が好きかもしれない。
ベッドに行こうかなというタイミングで、テレビから津波のアナウンス。「つなみ!にげて!」というシンプルな字幕が不気味でゾッとする。2時過ぎまでずっと、津波のアナウンスを見ていた。

1/16
7時半起床。テレビをつけるとNHKではまだ津波の情報を流していた。夜中より注意報のエリアが広くなっている。
「BOTTLE BOOKS」探しは難航。妻からそれとなくヒントをもらってようやく2つ見つける。
夜、近所のホルモン屋に行く。ひさしぶりにお酒を飲んだ。肉の盛り合わせを頼み、レバーを焼いたところ、まったくレバーっぽくなくておいしかった。妻と「こんなレバーあるんだ! レバーじゃない!」と言いながらぱくぱく食べて、念のためお店のひとに確認してみたら、レバーじゃなくてハツだった。
かなりべろんべろんになり、それでももうちょっと飲みたくて、帰りにマッコリを買った。マッコリを飲みながら「真犯人フラグ」を見て、0時ごろ寝る。